シェアハウスはカップルでも入居できる?シェアハウスが向いているカップルの特徴とは
カップルで同棲するときにシェアハウスという選択肢を考えたことはありますか。まず「シェアハウスってカップルで入居できるの?」と思った方もいるのではないでしょうか。
実はシェアハウスにカップルで入居することは可能です。一般賃貸よりシェアハウスに入居する方がハードルが低く、今ではカップルでシェアハウスに入居する方も増えています。
そこで、今回はシェアハウスに向いているカップルの特徴やメリット、デメリット、入居の際のチェックすべきポイントなどについて詳しく解説します。
目次
- シェアハウスはカップルでも入居できる?
- カップルでシェアハウスに住むメリット
- 初期費用を抑えられる
- 毎月の生活費を節約できる
- 設備が充実している
- 家事負担が少ない
- カップルでシェアハウスに住むデメリット
- 他の入居者に気を遣わなければいけない
- 喧嘩すると気まずい
- 部屋が狭い
- 出会いが多いため心配になることも
- カップルでシェアハウスに住む際に注意したい3つのポイント
- 部屋の広さを確認する
- 2名入居可でもカップルはNGな場合もある
- シェアハウスの規模は小さすぎないか
- シェアハウスに向いているカップルの特徴
- お金の節約や貯金をしたい
- すぐに同棲を始めたい
- パートナーと一緒に出会いの輪を広げたい
- カップルで同棲を始めるならシェアハウスも選択肢に入れよう!
シェアハウスはカップルでも入居できる?
シェアハウスにはカップルでも入居できますよ。他の入居者と同じように1人ずつ個室で住むか、または2人で1つの個室に住むことになります。
ただし、管理会社によってカップル入居NGなところや恋愛禁止のところもあるので、事前にカップルで入居したい旨を伝えておきましょう。
また、管理会社によっては個室に2人で入居すると追加料金がかかる場合があります。1人ずつ個室に入居するプランと、2人で個室に入居するプランを比較して納得できる入居方法を考えましょう。
カップルでシェアハウスに住むメリット
カップルでシェアハウスに入居するメリットは何でしょうか。
シェアハウスに入居するメリットは金銭面から設備までさまざまです。一般賃貸と比較してもシェアハウスの契約期間が短いことが多く、入居しやすいという点もあります。
ここではカップルでシェアハウスに住むメリットを次の3点に注目して解説します。
- 金銭面
- 充実した設備
- 家事負担
初期費用を抑えられる
カップルでシェアハウスに入居すると初期費用を抑えられます。なぜなら、シェアハウスは備え付けの家具家電が揃っており、入居に伴って新しく購入する必要が少ないからです。キッチンやお風呂は共有スペースであり、家電は共有で使えるので個人の家具は必要になることが少ないのです。
また、シェアハウスの個室は広くはないので、必要なもの以外を持ち込むことができません。自分の荷物も少なくなるので引越し費用も安く済むことが多いでしょう。
加えて、シェアハウスは一般賃貸とは違い、敷金や礼金、仲介手数料が不要な場合が多いです。敷金や礼金は引っ越しをためらわせる一因ですよね。このような初期費用を抑えられるなら同棲のハードルもぐっと下がるのではないでしょうか。
毎月の生活費を節約できる
カップルでシェアハウスに入居することで毎月の生活費を節約することができます。シェアハウスでは光熱費や電気代が共益費として組み込まれており、その他の入居者と折半をするため一般賃貸よりも安く済むことが多いです。共益費が定額ということは、どれだけ電気やインターネットを使用しても支払う金額は変わりません。
一般賃貸で同棲して2人で生活費を支払うより、シェアハウスに入居して大人数で割った金額を支払ったほうがお得ですよね。また、定額の支払いなので、電気の使いすぎやつけっぱなしで喧嘩になることも少なくなるのではないでしょうか。
設備が充実している
シェアハウスに入居するメリットとして、設備が充実しているという点も挙げられます。シェアハウスは一軒家を改造して作られたものが多いです。そのため、アパートにはない大きな浴室やリビング、庭などが共有スペースとして使えます。
賃貸アパートでこのような希望を叶えることは難しいですが、シェアハウスなら希望通りの物件が見つかるかもしれません。
外観や室内もおしゃれなシェアハウスが多いため、せっかく同棲するならスタイリッシュな家に住みたいという方にはぴったりです。
家事負担が少ない
シェアハウスの共有スペースは清掃業者が掃除に入ることが多いです。共有スペースとは、リビングやお風呂、トイレなどのことです。自分が掃除するスペースは個室だけとなるため、家事の負担が少なくなります。お互い共働きの場合は家事の負担をを少しでも減らしたいですよね。そういう方にシェアハウスの入居はおすすめです。
ただし、シェアハウスによっては共有スペースの掃除を入居者が当番制で回している物件もあるので注意が必要です。シェアハウスが当番制なのか清掃業者が入るのかは管理会社に確認し、内見時などにしっかり確認しておきましょう。
カップルでシェアハウスに住むデメリット
カップルでシェアハウスに住むメリットを紹介してきましたが、デメリットはあるのでしょうか。
シェアハウスには他の入居者もいるので出会いが多くて心配という方もいるかもしれません。また、一般賃貸とは違い一軒家の個室なので、入居を考える上では部屋の狭さも懸念点になりますよね。
ここではカップルでシェアハウスに住むデメリットを次の3点に注目して解説します。
- 気を遣う
- 部屋が狭い
- 出会いが多い
他の入居者に気を遣わなければいけない
シェアハウスにカップルで入居すると他の入居者に気を遣わなければなりません。共有スペースではもちろん、個室の中も壁が薄い場合があるので注意が必要です。カップルの内情は筒抜けになるかもしれないので、プライバシーを重視したい方はストレスになるかもしれません。
共有スペースでいちゃいちゃしていると、他の入居者が不快に思ってトラブルの種になる場合があります。他の入居者には常に配慮する必要があるでしょう。
しかし、シェアハウスによっては共有スペースでカップル同士が触れ合うのを公認している物件もあります。管理会社にカップルで入居することを事前に伝えておくと安心ですね。
喧嘩すると気まずい
シェアハウスにカップルで入居していると喧嘩したときに気まずい思いをする可能性があります。シェアハウスで喧嘩するとすぐに他の入居者に勘づかれ、気を遣わせるかもしれません。
1人1つの個室に住んでいればまだよいですが、2人で1つの個室に住んでいる場合は必ず顔を合わせなければいけません。共有スペースで喧嘩中に顔を合わせると気まずい思いをしますよね。共有スペースが少ないシェアハウスだと、個室しか居場所がなくなるのでいづらくなってしまいます。
別れるという最悪のケースになった場合、どちらかが退去になるというケースもあります。カップルでシェアハウスに入居する場合は、そのような可能性があることを覚えておくことが必要です。
部屋が狭い
シェアハウスの個室は部屋が狭い物件が多いです。2人で1つの個室に入居可能な物件でも、収納スペースなども少なく不満がたまる場合があります。常に一緒にいたいという方にはおすすめですが、たまには1人の時間も満喫したいという方には大変かもしれません。普段四六時中一緒にいないカップルは、入居する前に期限を決めて1部屋で生活してみましょう。
2人で1つの個室に住む場合は、最低でも8畳以上の個室を選びましょう。目安として1人部屋であればベッドや机、棚を置いて6畳程度あると快適に過ごせます。
出会いが多いため心配になることも
シェアハウスは他の入居者も多数おり、共有スペースで仲が深まることもしばしば。出会いが多く心配という方にはあまりおすすめできません。シェアハウスによっては家事は当番制と決められている物件もあり、他の入居者と親しくなるきっかけはたくさんあります。他の入居者と親しくしているのを見るのがストレスという方は向いていないかもしれません。
シェアハウスによっては治安が乱れている物件もありますので、事前に確認しておくことが大切です。内見担当者に風紀の乱れはないか、人間関係は良好かを聞いておきましょう。
カップルでシェアハウスに住む際に注意したい3つのポイント
一般賃貸に入居するときと同じように、シェアハウスに入居するときにも確認するポイントがあります。シェアハウス独自のチェックポイントもあるので覚えておきましょう。
カップルでシェアハウスに住む際に注意したいポイントを次の3点にしぼって解説します。
- 部屋の広さを確認すること
- カップルで入居可能か確認すること
- シェアハウスの規模
部屋の広さを確認する
カップルでシェアハウスに入居する際は、必ず部屋の広さを確認しましょう。1つの部屋に2人で入居する場合は2人分の収納スペースがあるか、生活スペースがあるかをチェックしてください。狭すぎると荷物を置く場所がない場合があるので、ストレスのたまる原因につながります。自分がどれだけ私物を持ち込みたいかも事前に話し合っておきましょう。
前述したように部屋は8畳以上の個室を選ぶと快適に過ごせます。10畳は2人でのびのびと生活できる目安です。シェアハウスに入居した後に部屋の広さが原因で喧嘩することのないよう、さまざまな物件を比較することが必要です。不動産屋に問い合わせするより実際に物件を見た方がシェアハウスでの生活を想像しやすくなります。
2名入居可でもカップルはNGな場合もある
シェアハウスによっては個室に2名入居可能でもカップルでの入居を禁止している物件もあります。不動産屋に問い合わせて2人で1部屋に入居可能か、カップルでの入居は可能かをしっかり確認しておきましょう。
カップルでの入居可能でも部屋が狭い物件もあるので、担当者に部屋の広さを確認しておくことも大切です。
個室に2人で入居すると、追加料金がかかる場合もあり、追加料金によっては一般賃貸に入居するのと変わらないこともあります。追加料金はいくらなのか一般賃貸と比較することも大切です。
シェアハウスの規模は小さすぎないか
カップルでシェアハウスに入居する場合は規模もチェックすることがポイントです。シェアハウスの規模が小さすぎると個室以外の空間がなく、パートナーと喧嘩したときに居場所がありません。個室以外でも1人になれる場所がある方がトラブルを避けられるため、内見時に個室以外に落ち着いた空間があるかを確認することも大切です。
また、シェアハウスの規模が小さいと、喧嘩したときに雰囲気が周囲に伝わって気を遣われてしまうかもしれません。喧嘩して周囲に悟られたくない方は、10人以上のシェアハウスだと安心ですね。規模が小さいと人間関係のトラブルの原因にもなるため、なるべく多人数のシェアハウスを選ぶと良いでしょう。
シェアハウスに向いているカップルの特徴
ここまで、カップルでシェアハウスに入居する場合のメリットとデメリットを紹介してきました。シェアハウスには節約できるというメリットもありますが、他の入居者との出会いが心配というデメリットもあります。
それを踏まえて、シェアハウスに向いているカップルの特徴を3点に分けて解説します。
- 節約をしたい
- すぐに同棲をしたい
- 出会いの輪を広げたい
お金の節約や貯金をしたい
シェアハウスは節約をしたいカップルにぴったりです。シェアハウスは初期費用などが一般賃貸に比べたらかからず、家具家電も備え付けの物件が多いので引っ越し費用があまりかかりません。そのため、結婚式の費用を貯金したいカップルや、結婚後の生活資金を貯金したいカップルにおすすめです。
また、生活費は共益費という定額での支払いが多いので、一般賃貸に入居するより節約しやすいのもメリットの一つです。
すぐに同棲を始めたい
シェアハウスはすぐに同棲を始めたいカップルにもおすすめです。シェアハウスの契約期間は最短1か月から入居できますが、一般賃貸の契約期間は2年が多いです。そのため、一般賃貸よりも入居しやすく、負担も少なくて済みますよ。
また、シェアハウスの入居審査は一般賃貸の入居審査に比べて易しいためすぐにでも引っ越しすることができます。入居時に必要な書類も一般賃貸より少ないため入居までの期間が短いことも特徴の一つです。
パートナーと一緒に出会いの輪を広げたい
パートナーと一緒に出会いの輪を広げたいという方にもおすすめです。シェアハウスは他の入居者も多数生活しており、共有スペースで仲を深めることができます。シェアハウスによっては趣味や仕事によって物件コンセプトを設定している物件があるので、新しく人との関わりを増やしたいカップルにはぴったりですね。
他の入居者と食事を共にしたり、どこかに出かけたりと交流がさかんな物件もあります。人と交流するのが好きなカップルや、大勢でワイワイするのが好きな賑やかなカップルはぜひシェアハウスに入居してみてください。
カップルで同棲を始めるならシェアハウスも選択肢に入れよう!
カップルでシェアハウスに入居することで節約ができたり、充実した設備のあるシェアハウスに住めたりとメリットがたくさんあります。しかし、入居者が多く関わりも深まるので浮気が心配だったり、喧嘩することで気まずくなる場合があります。
そのため、シェアハウスに入居する際にはシェアハウスの規模が小さすぎないか、風紀が乱れていないかを実際に物件を内見して確認しましょう。
節約したいカップルや人との交流を増やしたいカップルは、ぜひシェアハウスに入居して楽しい同棲ライフを送りましょう!