シェアハウスとドミトリーあなたはどっちが向いてる?それぞれの特徴を解説!
シェアハウスへの入居を考える際、個室にするかドミトリーにするかで悩んでいる方はいませんか?どちらにも良いところと悪いところがあるため、自分の性格や生活スタイルに合わせて選ぶことが大切です。
とは言え、いまいち違いがハッキリ分からない方もいるはず。そこで今回は個室とドミトリーの両方の特徴を解説!診断表もあるのでどちらが自分に合っているか診断もしてみてくださいね。
目次
シェアハウスには個室とドミトリーの2タイプある
最近は個室のみのシェアハウスが多くなってきましたが、ドミトリーがあるシェアハウスもあります。
個室は1人部屋、ドミトリーは他のシェアメイトと同じ部屋で過ごすことを指します。ドミトリーは2人部屋の場合もあれば3人部屋のところもあるなど、物件によって異なります。
要はドミトリーであれば部屋もバスルームもキッチンも全てシェア。これをプラスと捉えるかマイナスと捉えるかはあなた次第です。
大切なのは自分がどういう性格か、どんな生活スタイルを送っているか、そして自分が何を優先したいかによって住む部屋を決めることです。
個室のメリット・デメリット
シェアハウスに住むなら「とりあえず個室がいい」と思っている方、ちゃんと良い点と悪い点を理解していますか?本気で物件を探すなら、個室の特徴をきちんと抑えておきましょう!
メリット
個室の1番の魅力は自分のプライベートを保てること。シェアメイトと交流したいとは思っていても、ここを重要視する人は多いはず。
誰かと生活することは楽しいですが、たまには1人になりたいときもありますよね。そういうときに自分だけの部屋があれば1人で過ごしたり考え事をすることができます。
シェアハウスにいる限り他の住人に対して気を使う必要があるため、1人部屋があれば疲れたときにホッと一息つけますね。
また、個室だと部屋を自分の好きなようにできるのもメリットのひとつ。プチ1人暮らし気分を味わいながらシェアハウスの良さを満喫できるのが個室のいいところ!
デメリット
1人部屋の居心地が良すぎてずっと部屋にいると、肝心のシェアメイトたちとの交流ができない可能性もあります。
また、平日は仕事で忙しく週末は出かけたりして他の住人たちとあまり顔を合わせない日が続くと「あれ、わたしなんでシェアハウスに住んだんだっけ……?」となってしまうかも。
シェアハウスは1人暮らしよりも費用を安く抑えることができますが、それだけがメリットではありません。シェアメイトを通して交友関係が広がっていくことも醍醐味です。
部屋にこもりがちになるとその魅力を楽しみきれずに終わってしまうのでご注意を!
ドミトリーのメリット・デメリット
では、ドミトリーはどうでしょう?ホステルやゲストハウスに泊まったことのない人はピンとこないかもしれません。これを機にドミトリーについてもぜひ知っておきましょう!
メリット
ドミトリーに住む最大の魅力はルームメイトと仲良くなれることです。
誰かと相部屋をするということは朝起きたときや寝る直前にも顔を合わせることになります。同じ屋根の下でも違う部屋に住んでいる住人より顔を合わせる時間が多いので、自然と会話も増えていくはず。
そのため、同年代や趣味が合う人だと一気に距離が縮まるでしょう。色々な話をしたり一緒にお出かけしたり、シェアハウスならではの魅力を味わえます。
また、ドミトリーは個室に比べて家賃が安いので毎月かかる費用を安く済ませることもできますよ。
デメリット
相部屋に住むうえで1番ネックになるのは自分のプライバシーを保つのが難しいこと。
いつも部屋に誰かがいることが多いため、完全に1人になれることは少ないでしょう。共有スペースにも常に人がいる可能性が高いので、自分だけの時間が欲しいときに少し困ってしまうかも。
さらに、他人と一緒に同じ部屋で過ごす以上ルームメイトに配慮する必要もあります。気を使うことに疲れるとストレスに繋がるかもしれないので、神経質な人にはデメリットになるでしょう。
とはいえ、1人になりたいときは散歩をしたりカフェに行くなど、自分なりの方法を持っておけばドミトリー生活も楽しくなるはず!
個室に向いている人とは
「自分はどっちの方が向いているのかな?」と悩んでいる方のために、1人部屋の方が合っている人の特徴をいくつかご紹介します。当てはまる項目が多ければ個室向きかも!
一人の時間が欲しい人
自分だけの時間が欲しい。これは絶対に譲れないという人は個室の方が良いでしょう。
個室だと1人になりたいときにいつでも部屋に戻ることができます。これはドミトリーでは難しいことなので1人部屋ならではのメリットです。プライバシーも保てるし誰にも気を使わずにいられる空間ですね。
他のシェアメイトとも仲良くなって楽しく過ごしたい、でも1人の時間がないと困ると感じている方。個室だと両方叶えられますよ!
物音が気になる人
誰かがドアを閉める音、部屋を歩き回る音、ルームメイトの寝息……あらゆる物音に対して敏感だったりすぐに目が覚めてしまう人は相部屋より1人部屋向きです。
2人部屋や3人部屋だと誰かがゴソゴソしている音が聞こえることが多いため、眠りが浅い人や物音が気になって眠れない人はしんどい思いをするかもしれません。
また、逆に自分が他の人に気を配って静かに動かないといけないときもあります。そういうのが嫌な人は思い切って個室にしちゃいましょう!
荷物が多い人
みなさん、引越しする際の荷物は多いですか?物を捨てられないタイプ?服がやたらと多い?
引越しのときは荷物が少ない方がいいですが、どうしても多くなってしまう人はよりスペースに余裕がある個室を選ぶと良いでしょう。クローゼットや棚があらかじめ部屋にある場合が多いので収納のスペースには困りません。
荷物の置き場所を誰かと共有する必要がないので、自分の好きなように部屋の物を置くこともできますよ。
家にいる時間が多い人
もし在宅で仕事をすることが多かったりフリーランスであれば個室をおすすめします。
共有スペースのリビングやラウンジで作業をすることもできますが、個室だと自分の部屋でも仕事ができるからです。
誰かがいる空間の方が集中できるときは共有部で、1人で集中したいときは自分の部屋でやるなど、メリハリをつけて働くことができます。
ドミトリーだとベッドとクローゼットだけの場合が多いですが、1人部屋だと高確率でデスクと椅子が置かれていますよ!
セキュリティを重視したい人
「シェアハウスってセキュリティ大丈夫なの?」と考える人もいるでしょう。セキュリティ面を優先して選ぶのであれば断然個室がおすすめです。
もちろん個室でもドミトリーでも部屋に鍵は付いていますが、ドミトリーだと自分以外にも部屋に入れる人がいるということになります。
シェアメイトとはいえ他人と一緒に暮らしているので物を取られる可能性もゼロではありません。自分の物を置いている部屋に誰かに入ってほしくないと感じるのであれば1人部屋を選びましょう。
ドミトリーに向いている人とは
さて、次はドミトリーが合う人の特徴です。個室に向いている人の特徴と逆のパターンが多いですが、相部屋ならではの項目も。気になっている人はぜひチェックしてみてください!
人と交流するのが好きな人
お喋りするのが大好き、色んな人と交流したいのであればドミトリーがおすすめ!シェアハウスでは本当にたくさんの人と出会うことができます。
趣味が合う人や、同年代でも全然違う人生を歩んできたルームメイトに出会えるかも。様々な出会いを通してシェアハウスを出ても仲が続くくらい絆が深まるかもしれないし、自分の人生にプラスになる影響を与えてくれるかもしれない。
誰かと相部屋をすることに前向きな方!ドミトリーに住んでみるのもありです!
とにかくお金を節約したい人
ドミトリーは個室に比べて家賃がかなり安く、物件にもよりますが個室と比べて1.5〜2万円ほど安いところが多いです。この差は大きいですね。
そのため、毎月の費用を最大限に安く抑えたい方はドミトリーを選ぶことをおすすめします。
シェアハウス家賃以外に共益費も毎月支払うところが多いです。毎月固定の出費が家賃と共益費だとして、あとは自炊を頑張ればかなり節約できるはず。
荷物が少ない人
荷物が多くなってしまう人は個室の方が良いとお伝えしましたが、逆に荷物が少ない人はドミトリーに向いています。
相部屋だと自分の収納スペースに限りがあり、住んでいる間に洋服をたくさん買ったりすると入り切らなくなることも。自分1人の部屋ではないので好きなように置けずスペースに困ってしまうかもしれません。
あまり物欲が無く物を買うことが少ない人の方が生活はしやすいでしょう。
細かいことがあまり気にならない人
自分が先に寝た後にルームメイトが帰ってきてゴソゴソ。誰かが朝早くに支度している物音。ちらっと見えた他の人の収納棚が散らかっている……
他の人のことだから関係ないと思いつつ、どうしても気になってしまう人もいるはず。しかし、こういったことが気にならない人は相部屋に向いています。また、多少物音がしても気にせず眠れるというのも大事かもしれません。
シェアハウスは他人と生活をする場所。そういうこともあると割り切ることがポイントです。
入居審査が不安な人
シェアハウスでは普通の賃貸物件と同様に入居審査があります。しかし、一般的な賃貸と比べて審査はそこまで厳しくありません。
1人暮らしと違って色々な人と一緒に住むので、人柄や協調性が大切になってきます。また、アルバイトやフリーランスなど職種ではなくきちんと費用を支払うことができるかも見られます。
個室だと高いけどドミトリーの家賃の値段なら払えるという方はドミトリーにしておいた方が審査は通りやすいでしょう。
あなたはどっち?あなたに合うシェアハウスのタイプを診断してみよう!
そんなときは診断テスト!この診断表を使ってどっちのタイプが自分に合っているかを見てみましょう!
ここまでそれぞれに向いている特徴をご紹介してきましたが、自分がどちらに合いそうか分かりましたか?個室もドミトリーもどちらにも良さがあるので、もしかしたら悩んでしまう人もいるかも。
ドミトリータイプのシェアハウスに入居する際の注意点
1人部屋に住む場合はある程度自分の好きなようにできますが、相部屋は他の人と部屋をシェアするのでそうはいきません。もしドミトリーにするのであれば、これから紹介する注意点をぜひ覚えておいてくださいね。
消灯時間
シェアハウスは寮ではないので門限はありませんが、物件によっては細かいルールを設けているところもあります。特にドミトリーの場合は消灯時間が決まっている可能性もあるので注意が必要です。
消灯時間が決められている場合はそれ以降に帰ってくると部屋が真っ暗です。それぞれの生活があるので仕事や友達と出かけていて遅くなったりすることもあると思いますが、できるだけ物音を立てないようにしないといけません。
家にいるときは消灯時間の前にやることを済ませておく、もし帰ってくるのが遅くなるときは寝ているルームメイトを起こさないように気を付けましょう。
貴重品の管理
もうひとつ気を付けなければいけないのが貴重品です。ドミトリーは個室と違ってひとつの部屋に複数人が住んでいます。
そのため誰がどの収納スペースを使っているかも分かるので、人目に着くようなところに貴重品を置くのは危険です。
中には鍵付きのロッカーを使えるところもあるので、部屋を離れるときやシャワーに行くときなどは必ずロッカーに財布や鍵などを置いておきましょう。
また、ドミトリータイプの部屋にするのであれば、内覧のときにロッカーに鍵が付いているかも確認しておくことをおすすめします。
人間関係
同じ部屋のルームメイトと必ずしも仲良くなれるとは限りません。お互いの生活スタイルが違うとあまり顔を合わすことがなかったり、単に相性が合わないなんてこともあります。
みんなそれぞれ育ってきた環境も価値観も異なります。仲良くなれる人もいれば、あまり合わない人がいて当然。。無理に仲良くなろうとしたりする必要はなく、「みんな違う」と考えておけば気も楽になります。
大切なのは相手の考えや意見を尊重すること。みんな個性があるから楽しいんです。むしろ相手の何気ない一言で新しい発見ができるかも。そう思えばシェアハウス生活がさらに意味のあるものになりそう!
自分にあったタイプのシェアハウスを探そう!
あなたはドミトリーか個室どちらに向いてそうですか?
シェアハウスを探すときはまず1人部屋がいいのかドミトリーに住みたいのかを考えましょう。予算、生活スタイル、性格、荷物の量などを基準にどっちがより自分にとって快適かをじっくり見極めます。
最近は個室だけの物件も多いので、相部屋を希望する場合はドミトリーもある家を探す必要があります。個室も家具付きの部屋だと引越しの手間が省けて楽になりますよ。
本記事にある診断表も参考にしながらあなたにぴったりのシェアハウスを探してみてください!