シェアハウスにトラブルは多い?くすっと笑えるトラブル事例をご紹介
性別問わず様々な出会いがあり交友関係も広がるシェアハウス。一度は住んでみたいと考えている人も多いはず。
しかし、その一方でシェアハウスといえばトラブルが多いイメージを抱いている人もいますよね。そんな方たちのために、今回はシェアハウスでの実際のトラブル事例についてご紹介します!どんなトラブルがあるのかを知っておくことで心の準備ができるかもしれません。
目次
シェアハウスにトラブルは多い?
実際、シェアハウスでトラブルが多いかどうかは住んでいる人たちに寄りますが、一定数の他人同士が同じ屋根の下で生活する以上トラブルは起きます。これは仕方のないこと。
同じ日本人でも育ってきた環境で習慣が違っていたりするうえに、それが国際系のシェアハウスや海外だとなおさらです。
そんなときに大切なのはどうやって解決するか。自分ばかり我慢しているといつかストレスになってしんどい思いをしてしまいます。
シェアメイトと話し合ったりハウスルールを見直してみたり、管理会社やオーナーに相談してみるのも良いでしょう。
シェアハウス経験者に聞いたくすっと笑えるトラブル事例
それでは、実際にシェアハウスに住んでいた人たちに聞いたちょっと笑えるトラブルをいくつかご紹介します。当の本人にとっては笑えないけどなんだか笑ってしまう、そんな「シェアハウスあるある」が詰まっています。
ミルク泥棒
江戸川区に住んでいたNさん。ある日、冷蔵庫のミルクを手にとって気付きます。なんか減ってない?昨日はこんなに飲んでないはず。もしかして誰か飲んでいるのか……?いや、絶対飲んでいるな。
誰かに食べ物を取られたり勝手に飲まれたりするのは本当によくあります。なぜか他人の食べ物や飲み物を勝手に消費する人がいるんですよ!必ず1人は!
シェアハウスでは基本的に食べ物を入れられる棚があり、冷蔵庫も部屋番号ごとに分けられています。なのにこういうことが起きるのは本当に不思議です。
こういうときの対策は自分のものに大きく名前を書くこと。大きく!です。部屋番号と名前の両方を書いておきましょう。中身の個数がわかるものは袋に毎日何個残っているかを書いておくのもおすすめ。
靴下のミステリー
台東区のシェアハウスに住んでいたKさんは毎回洗濯をした後に靴下の数が合いません。必ずひとつ余りペアができない。うーんおかしい。誰か取っているのか?
実は靴下を取られていたわけではなく、Kさんの前に洗濯機を使った人が毎回靴下を取り忘れていたのです。どうりで数が合わないわけです。その人の靴下、どんどん数が減っていったのではないだろうか?という心配がよぎってしまいます。
住人同士で洗濯機をシェアするので、前に使った人の服が残っていることがたまにあります。他人の服を勝手に触るのも気が引けるし、なんとも気まずい気分になってしまいます。
逆に自分が服を取り忘れてしまうこともあるので、洗濯機を使い終わったら全部服を取り出したか確認するようにしてくださいね。
声の主は?
続いてはオーストラリアからの体験談。Mさんが住んでいた部屋は3人部屋で、廊下を挟んだ向かい側は男子用の3人部屋でした。
週末の早朝、仕事のために早起きしたMさんは洗面所に行って部屋に戻る際、女の人の声を聞きます。
もしかして幽霊?寝ぼけているから幻聴?部屋の前で立ち止まり耳を済ませるとまた女の人の声。よーく聞いてみると男子部屋から聞こえる。でもこのシェアハウス、友達を泊まらせるのは禁止だったはず。まさか……
住人以外の人を泊まらせるのは基本的に禁止のところが多いですが、稀に友達を連れてくる人もいます。海外だと異性を連れてくる人も……。放っておくのが1番ですが、何度も起こるようならオーナーに掛け合ってみても良いでしょう。
隣の人の意外な一面
Hさんが住んでいたのは神奈川県にあるシェアハウス。ある夜、隣の部屋の住人が電話で誰かと話している声が。音漏れしちゃってるよ……と思いつつも聞きたくないのに声が聞こえてくる。
それにしても、いつも話している声と随分違うような。「この人、こんな声でも話すんだなあ」と普段共有部では見せないシェアメイトの一面が垣間見えた瞬間でした。
隣の部屋の声が漏れるのもシェアハウスあるあるのひとつです。物音はもちろん、音楽をかけるボリュームが大きかったり電話での話し声も隣の部屋に聞こえてしまうことが多いです。
また、隣の人の音漏れだけでなく、自分が大きな音を立ててしまう可能性も。特に夜などは静かに過ごすように心がけてくださいね。
みんなのお皿洗い事情
シェアハウスのキッチンには食洗機が付いていますが、食器の洗い方にはお国柄や性格が出ていて面白い。
わたしが海外で住んでいたシェアハウスでは、イタリア人のシェアメイトが「今日はわたしが洗うよ!」と言ってくれたのでありがたくお願いすると、汚れがこびりついているお皿たちをそのまま食洗機に。あ、そのまま入れちゃうの!?1回洗ったほうがよくない?とは思いつつもそんなことは言えず。
そして案の定食洗機を回しても汚れが落ちておらず、結局また洗うハメに。みんな食洗機の力すごい信じてるのね……。
海外では食器をそのまま食洗機に入れる人が多いので、わたしは使う前に必ず一度洗うようにしていました。
お皿やキッチン用品はみんなが使うもの。後の人のことも考えて使ったらすぐに、そして綺麗に洗っておきましょうね!
シェアハウスでトラブルを避けるためにできること
「楽しい生活を送りたいのにトラブルばかりだったらどうしよう」と不安になっている方。入居する前の物件の探し方やちょっとした工夫でトラブルを避けることはできます!備えあれば憂いなし。これから紹介するアイデアをぜひ参考にしてみてください。
ハウスルールのあるシェアハウスに入居する
まず1つ目はハウスルールがしっかりしている家を探すこと。ハウスルールがないところだと、清掃が行き届いていなかったりトラブルが起きる可能性も高いです。
- 洗面所やお風呂に私物を置きっぱなしにしない
- キッチンで使ったものはすぐに洗う
- 靴が靴箱にしまう
など基本的なルールをみんなが把握してきちんと守っているシェアハウスは清潔感があり快適に過ごせるでしょう。
しかし、あまりにもルールが細かすぎるところだと返ってストレスが溜まったりトラブルに繋がるかもしれないので要注意!内見のときに家やシェアメイトたちの雰囲気をよく観察してみましょう。
女性は女性専用物件を選ぶ
シェアハウスでは異性間のトラブルも起きやすいです。自分は関係なくても周りでそういういざこざが起きているだけでもストレスになりますよね。
また、男性と住むことに抵抗がある人もいるはず。身だしなみにもある程度気を使わないといけないし、なんだか落ち着かないと感じることも。その場合は女性専用の物件を探してみることをおすすめします。
女性専用のシェアハウスであれば、セキュリティがしっかりしている物件が多いです。また、共有部が清潔に保たれていたり、同性だけということもあり初めてシェアハウスに住む人は安心感もあるでしょう。
管理会社の管理体制を確認しておく
シェアハウスを管理している管理会社についてもきっちり確認しておきましょう。例えば聞きたいことがあったときメールの返信が早いか、トラブルが起きた時に対処してくれるかどうかは大切です。
メールの返信が遅かったりトラブルがあっても対処が遅いところだとあまり信用できないので、内見のときの対応や質問にきちんと答えてくれるかは要チェックです。
また、定期的に物件の見回りに来てくれるかも聞いておきましょう。見回りに来てくれるところだとその都度家の状況を確認してくれたり、気になることがあればその場ですぐに質問することもできます。
共有部の私物には部屋番号や名前を記載しておく
自分の私物、特に食べ物や飲み物には必ず名前か部屋番号を書いておきましょう。必ずですよ!部屋番号ごとに置くスペースが分けられているとはいえ、他人のものを勝手に食べたりする人がいます。
そのため自分の名前を大きくアピールするように、部屋番号とセットで書いておけば勝手に盗られる可能性も低くなります。
また、盗られるのを回避するためにリビングなどの共有部に私物を置かないようにすることも大切です。楽だからとついつい置きっぱなしにしておくと誰かが勝手に使っていたりするかもしれないので、自分のものは自分の部屋に持って帰るようにしましょう。
シェアハウスでのトラブルは誰に相談するべき?
では、シェアハウスで困ったことがあれば誰に相談したらいいのでしょうか?
基本的にはシェアメイト同士で解決できることであれば、みんなで話し合ってみてください。トラブルがなくてもみんなで定期的に話し合うことはおすすめですよ。
自分たちでは解決できないような問題は基本的に管理会社に連絡をします。もし管理会社が動いてくれないようであればオーナーに直接掛け合ってみましょう。
また、異性間のトラブルや管理会社に相談しにくいような悩みや相談は同性のシェアメイトに話してみるのもいいかもしれません。同性だから打ち明けられる悩みなどもあるので心が軽くなりますよ。
まとめ
シェアハウスでのトラブル、シェアハウスで生活する以上、多かれ少なかれトラブルは起きるでしょう。そのため、入居する前にどういったトラブルが多いのかを知っておくことで自分なりに対策をすることができます。
とはいえ、ちょっと面白いトラブルが起きることもあります。そういうときはシェアハウスに住んでいる醍醐味だと思えば楽しくなるかも?後に笑い話になること間違いなし。
みなさんが楽しいシェアハウス生活を送れますように!