シェアハウスで食費を節約できる⁉食費の節約術を徹底解説
一人暮らしをしていて「食費を節約したい」と感じている人は多いのではないでしょうか?食費を抑えるには、まず今使っているお金を把握して1ヶ月どれくらいに抑えるべきなのかを知っておく必要があります。
今回は一人暮らしの方におすすめの食費の節約術についてご紹介します!一人暮らしの食費の相場から簡単に取り入れられるアイデアまで取り上げているのでぜひ参考にしてください。
目次
一人暮らしの食費はいくら必要?
生活費の中でも大きな割合を占める食費。少しでも節約したいと考えている人も多いと思いますが、実際一人暮らしでの食費の相場をご存じでしょうか?大体の相場を知っておくと、自分の出費がどの程度多いのかを把握することができます。
一人暮らし費の食費の相場
総務省の統計局の調査では、2021年の単身世帯の1ヶ月の食費は平均で38,410円でした。
男性 | 女性 | 男女平均 |
---|---|---|
42,332 | 34,981円 | 34,981円 |
女性では34歳以下がもっとも安く平均29,405円、男性で最も高かったのが35歳〜59歳の46,817円でした。また、年収が上がればその分食費の相場も高くなる傾向にあります。
職業や年収にもよりますが、男性の方が高い理由として食事の量が多かったり仕事の付き合いも兼ねて外食をする回数が多いことが考えられます。
忙しくて自炊する時間が取れなかったり、お昼は外食やコンビニのお弁当で済ますことが増えると1ヶ月の食費も高くなっていきます。
食費は月収の15%程度が理想
では、食費はどれくらいに収めるべきなのでしょうか?一般的に月収の15%程度が理想とされています。
例えば月収20万円の場合、1ヶ月の食費を3万円ほどと考えましょう。今の自分の食費が3万円を大幅に超えているのであれば、食費にお金をかけすぎているかもしれません。
もし趣味や娯楽、交際費にお金をかけているのであれば、食費を少しでも減らすことで自分の好きなことにお金が回せたり貯金もできます。
今まで何も考えずに食費にお金を使っていたという人は、一度自分の月収から15%の金額を割り出してみてください。もしかしたら思っていたより使っていた、ということもあるかもしれませんが、まずはどの程度に食費を抑えるべきなのかを知っておきましょう。
まずは食費にかかっている金額を把握することが重要
節約を始める前に、自分が食費にどれだけお金を使っているかを把握しましょう。
会社の人とのランチやスーパーでの買い物だけでなく、コンビニで買ったりするのも全てチェックしてください。
毎日カフェでコーヒーを買っていたりしませんか?1杯300円のコーヒーでも、毎日買い続けていると1ヶ月で約6,000円と大きい金額になります。毎日ランチに1,000円使っている人は外食代がかなり高くなっているはずです。
月々での変動はありますが、食費を見直すことで自分がどこに1番お金を使っているかが見えてきます。また、スーパーで買った食材をちゃんと使い切れているか、無駄になってしまっている食材はないかなども確認してみることもおすすめします。
一人暮らし必見!食費の節約術
「節約したいけど具体的な方法が分からない」という人のために、簡単に始められるおすすめの節約術をご紹介します。全てやらなければいけないという訳ではないので、できそうなものからぜひ試してみてください。
自炊する
食費を減らすには自炊が必要不可欠です。しかし、料理が苦手な人はいきなり毎食自炊をするのはハードルが高くストレスに感じてしまうでしょう。
その日の食事メニューのうち1品だけ作ってあとはお惣菜を買う、簡単なおかずから挑戦してみる、とりあえず週末は料理をしてみるなど、自分に合う料理のやり方を探してください。
平日が忙しい人は週末におかずを作り置きしておくとお弁当づくりが楽になります。
自炊は節約に繋がるだけでなく健康面にも良いので、少しずつ無理のない範囲で自炊をするように心がけてみてください。
一年中値段があまり変わらない食材を使う
季節によって旬の食材を使った料理をするのも楽しみのひとつですが、その年の豊作量や気候によって値段が高騰する場合もあります。特に野菜は値段が変わりやすく、ついこの間は安かったものが倍の値段になっている、なんてこともあります。
食費の変動を抑えるには、1年を通してあまり値段が変わらない食材を使うことがおすすめです。もやし、にんじん、じゃがいも、きのこ類などは比較的安い値段で売られており、缶詰類も安いうえに日持ちもします。
さらに、鳥のむね肉は色々なレシピで作れてボリュームがあり、卵や豆腐は様々な料理に使えるので冷蔵庫に常備しておくと便利です。
まとめ買いをする
特売の日を狙って色んなスーパーに行く人もいるかもしれませんが、毎日買い物をすると冷蔵庫にある食材を把握しにくくなり買い物の手間も増えてしまいます。なので、スーパーに行く回数を減らしてまとめ買いをすることで食費の節約にも繋がります。
そして、まとめ買いをする前に必ず冷蔵庫の中身を確認するようにしましょう。買うべき食材を把握していないと同じものを買ってしまう可能性もあるため、今ある食材を常にチェックしておくことが大切です。
1週間分のまとめ買いをするには日々の献立を考えながら買う必要があるため、最初は数日分のまとめ買いから始めてみると良いでしょう。
買い物リストを作成する
まとめ買いを効率よくするためにおすすめなのが買い物リストです。まずは2、3日もしくは1週間の献立をざっくりでもいいので考えます。
レシピを考えながら足りない食材、買い足すものをリストアップしてまとめていきましょう。メモだけでは不安な場合、冷蔵庫の中身を写真に取っておくのもおすすめです。
スーパーに行くと買う予定ではなかったものもついつい買ってしまいそうになりますが、買い物リストを作っておけば無駄な買い物を防ぐことができます。
使い勝手のいい食材はレパートリーを増やしていくと、節約できるだけでなく買い物も楽になります。
キャッシュレス決済を利用する
キャッシュレス決済も節約術のひとつです。現金で買い物をするといつの間にか財布がレシートでパンパンになったり、溜まったレシートを見ながら家計簿をつけるのも大変になります。
電子マネーやQRコード、クレジットカードなどで支払うと履歴がアプリで見れるため管理がとても楽になり、現金よりも支出の把握がしやすくなります。
「食費関連は電子マネーで支払う」などのルールを作っておけば、ひとつのアプリで食費に使ったお金を可視化できるため使いすぎを防ぐこともできるでしょう。また、ポイントを貯めれるサービスもあるので、溜まった分は買い物に使うことも可能です。
参考:貯蓄できる人は何が違う? 一人暮らしの節約術 4選|ソミナラ
【裏技】食事提供型のシェアハウスに住む
一人暮らしで食費を節約できる自信がないと感じている場合、思い切って食事付きのシェアハウスに住むというアイデアもあります。
夕食が100円で食べられたり、まかない付きのシェアハウスであれば料理をする手間が省けて食費も節約することができます。
食事付きのシェアハウスの他にも、白米が食べ放題のところや調味料が充実している物件もあるため、費用を抑えつつ料理もしやすくなります。
「食費を節約したいけど忙しくて自炊できない」「そもそも料理がすごく苦手」という人は食事提供型のシェアハウスも考えてみてはいかがでしょうか?
シェアハウスで食費を節約できる⁉
では、実際にシェアハウスに住むことで本当に食費を節約することができるのでしょうか?
一人暮らしで自炊の頻度が増えると、その分ガス・電気の使用量が増えます。そして使った分だけお金がかかるのでその費用も考慮しなければいけません。
シェアハウスは共益費に光熱費やインターネット代、日用品代などが含まれています。つまり、どれだけ使っても毎月の出費が一定になるので、気にせずに料理をすることができます。
最低限の調味料はシェアハウス側で揃えているところもあるので自分で買う必要がなく、結果的に食費だけでなく生活費も抑えることが可能となるのです。
食費を節約できるシェアハウス5選
それでは、実際に食費を節約できるシェアハウスを5つご紹介したいと思います。シェアハウスは節約できるだけでなく色々な人と出会える場所なので、興味のある人はぜひ参考にしてみてください!
DORMYS+ 東川口
埼玉県東川口市にあるDORMYS+東川口は、平日限定で栄養管理士が作った夕食を1食100円で食べることができます。
栄養管理士がバランスを考えて作ったご飯などで栄養満点、それを100円で食べられるのはとても魅力的です。平日の仕事終わりは疲れて料理をするのがしんどい人には嬉しいポイントですね。
徒歩10分以内のところに24時まで開いているスーパーもあるので買い出しもしやすい環境が整っています。
DORMYS+ 蕨
同じくDORMYS+シリーズの川口市にあるシェアハウスです。こちらも東川口のシェアハウス同様、栄養管理士が作った食事を1食300円で頂くことができます。
平日限定で事前に申し込みが必要ですが、1ヶ月の献立が書かれたカレンダーがあるため献立を見ながら申し込みたい日を考えるのも楽しそうですね。
家賃も1番安い個室だと34,000円からとなっており、食費だけでなく初期費用や生活費も抑えられそうです。
THE DAY 浅草橋
浅草橋駅から徒歩1分と好立地なところにあるTHE DAY浅草橋では、なんと白米が食べ放題のサービスが付いています!
お米はそんなに頻繁に買うものでもなければ、一人暮らしだと中々消費できないことも多いでしょう。
シェアハウスの食べ放題サービスを利用すれば、好きな時に好きなだけ白米を食べることができます。キッチンも広々としているので、お米に合うおかずを作るのも楽しそうです。
シェアハウス本厚木
ECCと連携しており英会話教室を無料で受けれるというサービスが付いているシェアハウス本厚木は、調味料が充実しているところが大きなポイントです。
キッチンは綺麗で最新の家電が揃えられており、思わず料理がしたくなるような環境が整っています。一人暮らしだとあまり買わないような調味料もここでは使い放題なので、料理が好きな人は広いキッチンで料理を楽しめるでしょう。
PLOW & CO.
荻窪駅から歩いてわずか4分のところにあるPLOW&CO.では、オーナーである魚屋さんから毎月新鮮な魚の差し入れがあるんです!
自分でわざわざ買いに行かなくても新鮮な魚を食べれるのは嬉しいですね。魚は好きだけど捌き方や調理の仕方が分からないという人でも、シェアメイトと一緒に料理したりBBQにしたりと、色々な食べ方を楽しむことができます。
キッチンは広いだけでなく、コーヒーメーカーやホームベーカリーなど調理家電がかなり充実しているところもポイントです。
シェアハウスひだまり「弘明寺」
神奈川県横浜市にあるシェアハウスひだまり「巧明寺」では福島猪苗代産のお米が食べ放題の制度があります。これは東北の復興支援の一環として導入されました。
お米食べ放題のサービスが付いていると、重たいお米を買わなくて済むのでスーパーでの買い物が楽になります。美味しいお米を食べられて、かつ東北の復興支援にも役立てる制度です。
横浜の中でも下町の雰囲気が残る場所で、物価も安いため生活費も抑えることができるでしょう。
ARDEN松戸
千葉県松戸市にあるシェアハウスARDEN松戸には、大きな中庭があり家庭菜園を楽しむことができます。
スーパーで野菜を買うのもいいですが、家庭菜園をすることで野菜を育てる大変さや楽しさ、収穫できたときの嬉しさを味わうことができます。
自分達で育てた野菜を使って料理をすれば節約にも繋がるだけでなく、採れたての新鮮な味も楽しめます。自分達で育てたものだと、より美味しく感じるでしょう。
まとめ
いかがでしたか?食費を少しでも抑えるには、まず自分の使っているお金を把握することが大切です。
キャッシュレス決済を使ったり買い物リストを作ってみたりするなど、小さな工夫が節約に繋がります。また、いきなり全部自炊にしたりする必要はないので、自分ができそうなことから少しずつ始めてみてください。
さらに、最近は食事付きやお米食べ放題のサービスを提供しているシェアハウスもあるので、食費だけでなく生活費全体を安くしたいと考えている人にはシェアハウスもおすすめです。
ストレスなくできる範囲で、今回ご紹介した食費の節約術をぜひ試してみてください!