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  • 2024.06.06
  • 公開日:2022.07.30

シェアハウスの初期費用はいくら?入居前に知っておくべきポイントを解説

「シェアハウスは費用があまりかからない」と聞くけど、具体的な費用についてはイメージできない方も多いのではないでしょうか?

そこで今回はシェアハウスに引っ越す際にかかる初期費用の内訳と、入居前に知っておくべきポイントについてご紹介します!一人暮らしをする場合の費用とも比較しているので、ぜひ参考にしてみてください。

シェアハウスの初期費用はいくら?

これからシェアハウスに住みたいけど、初期費用はどれくらいかかるのかよく分からないと感じている人も多いでしょう。ここでは、シェアハウスに入居する際の初期費用の相場と一般的な賃貸物件の違いについて解説していきます。

初期費用の相場

シェアハウスに住み始める場合に必要な初期費用はおよそ10万円と言われています。もちろん管理会社によってかかる費用は変わりますが、東京での相場を平均すると10万円ほどと考えておくと良いでしょう。

初期費用には共益費や家賃、火災保険料などが含まれます。普通の賃貸物件に引っ越す場合に比べてシェアハウスはかなり費用が抑えれるというのも魅力的なポイントです。

キャンペーンを利用したり安い物件を見つけることができれば、更に安い費用で入居することも可能です。しかし、自由に部屋を選べなかったり条件次第ではキャンペーンを利用できないこともあるので、事前にしっかりとチェックしておきましょう。

普通の賃貸物件との違い

シェアハウスと一般的な賃貸物件との大きな違いは敷金・礼金の有無です。賃貸物件に引っ越す際には敷金と礼金を用意する必要があり、どちらも家賃1ヶ月分が目安とされています。

仮に家賃6万円の家に住む場合は敷金・礼金だけで12万円もかかってしまいますが、シェアハウスの場合はその費用が発生しないため、大幅に出費を抑えることが可能になります。

普通の賃貸物件シェアハウス
日割り家賃ありあり
敷金ありなし
礼金ありなし
仲介手数料ありなし
鍵交換費用ありなし
保険会社加入料ありあり
契約手数料なしあり
火災保険加入料ありあり
合計約30万円〜約10万円

表で見ると分かるように、シェアハウスの方がかなり安いことが分かります。ただし、物件によって発生する費用の項目は違うため事前に確認するようにしましょう。

シェアハウスの初期費用によくある内訳

それでは、初期費用に含まれる項目について解説していきます。入居するシェアハウスによって内訳は異なりますが、かかる費用についてしっかりと理解しておきましょう。

ここでは、多くのシェアハウスで適用される費用内訳を7つご紹介します。

日割り家賃

日割り家賃とは、入居した日から月末までにかかる家賃のことです。月の途中で入居した場合にかかる費用で、日割りで計算します。

会社によって、月ごとの日数で計算する場合と、月に関係なく30日もしくは31日で計算するところもあります。

月の初めの方に入居するとその分日割り家賃は高くなりますが、月末に近い日にちを選べば費用を抑えることができます。

共益費

シェアハウスの共益費には清掃代、インターネット代、光熱費、日用品代が含まれています。

特に光熱費は一人暮らしだと月によって変動しますが、シェアハウスの場合どれだけ使っても料金は毎月同じなので気にせずに使えることがメリットのひとつです。共益費の相場はおよそ1〜2万円ほどとなっています。

保証金(デポジット)

保証金は退去する際の部屋の清掃代や修繕費に使われ、部屋の損傷や壁の汚れなど問題が無ければ返金される場合もあります。

しかし、必ず返金される訳ではなく、返金の条件はシェアハウスによって違うので前もって確認しておくことがおすすめです。

費用は約1、2万円〜となっていますが、1ヶ月分の家賃と同額のケースもあります。

火災保険加入料

災害が原因で建物もしくは部屋などが損害を受けたときに適用される保険で、費用はおよそ1万円〜となっています。

多くの場合シェアハウスのオーナー、または運営会社があらかじめ保険会社を決めていることが一般的です。火災や自然災害の被害を受けないことが望ましいですが、万が一に備えてプランの内容はしっかりと確認しておきましょう。

参考:火災保険で破損汚損は「必要?」「いらない?」必要なケースや事例もご紹介|リペマ

契約手数料

契約する際に発生する料金で、相場はおよそ1〜3万円ほどとなっています。契約手数料と合わせて事務手数料がかかることもありますが、事務手数料が発生するケースは少ないです。

また、契約を更新する際の手数料の有無は物件によって異なりますが、発生しないこともあるのでオーナーに問い合わせてみましょう。

保証会社加入料

以前は連帯保証人を立てることが一般的でしたが、最近は保証会社へ加入するパターンが増えてきています。

シェアハウスによっては保証会社への加入が必須でないところもありますが、昨今は必須になっているところが多いので必ず確認を取りましょう。費用は家賃の半月分、もしくは1ヶ月分程度かかります。

仲介手数料

仲介手数料の費用は家賃1ヶ月分が目安とされていますが、シェアハウスでは仲介手数料が発生することは少ないです。

賃貸物件であれば仲介手数料は発生しますが、シェアハウスの場合ほとんどかかることはないため、引越しにかかる費用を抑えることができます。

しかし、まれに仲介料が発生することもあるので物件の情報は詳しく見ておくようにしましょう。

シェアハウスの初期費用例

ここでは、シェアハウスに入居する際の費用をより明確にイメージできるよう、実際にあるシェアハウスの初期費用例をご紹介します。

例1:アンドシェアハウス町屋

内訳金額
初月賃料※1・20円
初月共益費13,000円
保証金(償却)22,000円
保証会社加入料※311,000円
合計46,000円
※1:1日からの入居の場合の概算です。15日以降の入居の場合は翌月分の賃料も一緒に頂きます。
※2:初月賃料無料キャンペーン適用の場合。
※3:1年ごとに更新。
その他にかかる費用金額
違約金※1・2賃料2ヶ月分
解約事務手数料解約月に15,000円(税別)
※1:最低入居期間6ヶ月以上。6ヶ月未満で退去する場合に発生する費用。
※2:キャンペーン適応の際は最低入居期間・違約金額が変更する場合がある。

例2:シェアドアパートメント北池袋2

内訳金額
初月賃料※142,000円 
初月共益費10,000円
翌月賃料※2・30円
翌月共益費0円
初月システム利用料1,100円
翌月システム利用料1,100円
保証金(償却)30,000円
合計84,200円
※1:1日からの入居の場合の概算です。1日以降の入居の場合は日割りで計算。
※2:キャンペーン適用の場合は翌月分も一緒に初期費用として頂きます。
※3:初月賃料無料キャンペーン適用の場合。
その他にかかる費用金額
違約金※1・230,000円
解約事務手数料解約月に15,000円(税別)
※1:最低入居期間3ヶ月以上。3ヶ月未満で退去する場合に発生する費用。
※2:キャンペーン適応の際は最低入居期間・違約金額が変更する場合がある

例3:シェアハウスドーミー舞浜

内訳金額
初月賃料※127,880円
初月共益費27,880円
入館費※2100,000円
保証金※350,000円
合計216,880円〜229,880円
※1:1日からの入居の場合の概算です。1日以降の入居の場合は日割りで計算。11日以降のご入居の場合は翌月分も一緒に初期費用として頂きます。
※2:2年契約。
※3:退去時33,000円償却。
その他にかかる費用金額
違約金※1・2賃料2ヶ月分
解約事務手数料なし
※1:最低入居期間3ヶ月以上。3ヶ月未満で退去する場合に発生する費用。
※2:キャンペーン適応の際は最低入居期間・違約金額が変更する場合がある。

シェアハウス入居前に知っておきたい初期費用のポイント

賃貸物件に比べてシェアハウスの初期費用はかなり安いですが、知っておくべきポイントもいくつかあります。契約後に後悔しないためにも事前にしっかりと理解しておきましょう。

初期費用内訳は管理会社ごとに異なる

初期費用にかかる項目は管理会社によって異なります。デポジットはかからないが契約手数料がかかる場合や保証会社への加入が不要なところ、または物件によって鍵交換費用やシステム利用料などが発生することもあります。

火災保険や家財保険への加入が必須でない場合、後から自分で加入するのであればその費用も踏まえて考えなければいけません。安いから良いという訳ではなく、初期費用の内訳をしっかりと確認することが大切です。

また、トラブルを避けるためにも、退去する際に返金される条件なども見ておきましょう。

短期入居の場合はキャンペーンが適用されないことがある

シェアハウスの検索サイトを見ると各物件でさまざまなキャンペーンが実施されていますが、入居期間が短い場合はキャンペーンの対象外になることがあるので注意が必要です。

例えば、毎月の家賃が割り引かれる特典がある場合、3ヶ月または6ヶ月以上の契約が条件となっていることがあります。

家賃や共益費などがお得になるキャンペーンは最低でも6ヶ月以上の入居が条件になっているケースが多いため、短期での入居を考えている方は気を付けましょう。

条件を満たせば家賃が半額になったり嬉しい特典を受けられるため、さまざまな物件を比較しながら探してみてください。

フリーレントは適用時期が初月とは限らない

フリーレントとは1〜2ヶ月分の家賃が無料になることです。フリーレントを利用すれば引越しにかかる費用をかなり節約できます。

しかし、フリーレントが適用される時期は必ずしも初月とは限りません。物件によっては2ヶ月目や3ヶ月目に適用されるところもあります。

また、初月に適用される場合でも、最低入居期間が決められていることが多いです。仮に最初の2ヶ月間の賃料が無料であったとしても、1年以内に退去した場合は違約金が発生することもあります。

あくまで条件を満たした場合のみフリーレントが適用されるため、事前に必ずチェックしておきましょう。

契約後のキャンセルは初期費用の返金がされないことがある

万が一シェアハウスの契約後にキャンセルをする場合、初期費用が返金されないことがあります。契約を結ぶということは契約内容を理解して同意をしたことになるので、やむを得ない場合を除いて基本的に契約後のキャンセルはしないようにしましょう。

管理会社によっては初期費用からキャンセル料を差し引いた額が返金されたり、保証金をキャンセル料として払うこともあります。

キャンセルポリシーは物件によって返金される条件も違ってくるため、契約する前の内覧時に確認を取っておくことをおすすめします。

初期費用0円(なし)は退去時に費用が発生することもある

中には初期費用がかからない物件も多く、費用を少しでも抑えたい方にはおすすめです。ただし、退去するときに何かしらの形で費用が発生することがあり、クリーニング代として請求されるケースもあります。

また、契約期間より短い期間で解約した場合は違約金や解約手数料を取られることもあるので注意が必要です。中途解約をするには「退去する3ヶ月前にはオーナーに知らせる」など何かしらの条件が設けられています。

中途解約ができるか、またはできる条件もシェアハウスによって異なるため契約をする際に確認しておきましょう。

このように、初期費用0円の物件は何かしら別のタイミングで費用が発生することもあるので、事前に確認しておくことが大切です。

シェアハウスの初期費用を抑える方法

引越しにかかる費用はなるべく安く済ませたいと思っている方も多いでしょう。ここでは、費用を少しでも抑える方法をいくつかご紹介していきたいと思います。

キャンペーン実施物件を選ぶ

一番お得なのはキャンペーンを利用することです。フリーレントや初月の家賃が半額になる特典を使えば、費用を安く済ませることができます。他にも、決められた期間内に入居すれば初期費用が0円になるなど、さまざまなキャンペーンが実施されています。

ただし、キャンペーンはいつも実施されている訳ではないので、気になるシェアハウスがあればこまめに情報をチェックしておくと良いでしょう。

また、キャンペーンは必ず適用されるとは限らず、条件付きのものもあるため内容は細かいところまで確認するようにしてください。

家賃が安い部屋を選ぶ

シェアハウスには個室と複数人で部屋を使うドミトリーがあります。個室よりドミトリーの方が値段は安いため、少しでも安く住みたいのであればドミトリーがおすすめです。

しかし、ドミトリーだと常に誰かがいる空間での生活になるため1人の時間を確保するのが難しくなります。細かいことは気にならない人であれば問題ありませんが、プライベートな空間を重視したい人には個室がおすすめです。

個室はドミトリーより少し高いですが、同じ個室でも部屋によって家賃は異なります。少し狭い部屋だと安めの値段に設定されていることも多いので、部屋の写真を参考にしながら比較してみましょう。

家具家電付きの物件を選ぶ

一人暮らしを始めるときに費用がかかってしまうのが家具や家電です。全て揃えるにはまとまったお金が必要になりますが、シェアハウスだと家具や家電付きの物件が非常に多いです。

基本的にシェアハウスではキッチンやリビングは共有スペースになるので、ソファやテレビ、調理器具などは一通り揃っているところがほとんどです。

ただし、個室に家具が付いていない場合もあるため、クローゼットや机、ベッドなどがすでに付いている部屋を選ぶことで家具を買い足す費用を節約することができます。

まとめ

いかがでしたか?シェアハウスの初期費用は一人暮らしに比べてかなり安いのが大きなメリットです。

初期費用の内訳は管理会社によって異なり、費用も時期や物件ごとで変わってくるため、定期的に複数の検索サイトを比較しながら探すと理想的なシェアハウスを見つけられるでしょう。

また、今回ご紹介した入居前のポイントも頭に入れておくことで、後々のトラブルを回避することにも繋がります。

本記事を参考にしながら、ぜひ自分にあったシェアハウスを見つけてください!

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